若手座談会

TALK SESSION

学生時代に思っていた
よりも、社会人生活は、
ずっと楽しい。

TALK 1学生時代に思っていたよりも、
社会人生活は、ずっと楽しい。

島崎
2006年入社の島崎です。開発4課で素子とプロセスの開発に携わっています。入社のきっかけは大学の先輩がいたので、採用HPを見てそのままエントリーして縁あって入社。大学で半導体は少し勉強していて、卒業研究でも半導体関連。何となく半導体の業界がいいなと思ってた。大学も千葉県にいたので、近くだったのもあります。選考の時は言わないけど、勤務地は気になるはず。拠点が千葉で全国区じゃないし、住み慣れてるのでいいなぁと。正直、仕事内容はあんまりわかってなかったですけど。
澤井
澤井と言います。2012年入社なので、もうそろそろ中堅ですね。元々小さいモノを作るのが好きで、部品を分解したり。身の回りにある誰もが手に取れるような物をつくりたかったんです。今は半導体ですが、その時は時計とか電子辞書、PHSとかもあったし。もちろんICも。小さいモノに技術を注ぎ込む、自分たちの渾身の技術を入れられることに魅力を感じました。あと中学校の時から、千葉の海浜幕張で働くことに憧れてたのも、正直ありました。
恩田
2016年入社の恩田です。大学時代には半導体を研究していました。半導体メーカーは京都とかにもあるのですが関東に絞り込んで就職活動しました。とにかく色々な説明会や面接に足を運びまくったのですが、選考が進むにつれて会社の雰囲気が結構わかってくるんですよね。座談会とかもやってくれて。あ、この人たちと働いたらきっと楽しいだろうなと思って決めました。
田中
同じく2016年入社の田中です。これから重要性が増していくICのロジック回路設計の部署にいます。僕は、商品開発からパッケージまで一貫した体制を持っているところに惹かれました。改善提案も局所的なものにならないものができそうだったし。SMALL・SMART・SIMPLEと自社のコンセプトをわかりやすく言えるところも良かった。あとは工場見学の雰囲気。他の会社の工場よりも雰囲気が明るいと思いました。

TALK 2 入社前のイメージとギャップキャンパスライフと変わらない
オフィスライフ。

島崎
同じ大学の先輩社員がいたから何となく良さそうだなぁと思って入社決めたんだけど、その辺の印象と入社後のギャップとかってあった?
田中
島崎さんたちの時は、技術面接とかありました?僕は、そこで出会った技術者の方たちが大きなきっかけで、面接のたびに好きになっていった感じです。
澤井
あ、それわかる!部長とか偉い人なんだけど、自分の研究内容説明しても「すごいね」とか、否定せずに頑張ってきたところを見てくれるもんね。面接なんだけど、自分のいいところを褒めてくれて嬉しいというか元気をもらった。
恩田
そうそう。会っているうちに、そこにいる人たちに惹かれていくというか。
 

 
田中
入社後のギャップは、みんながスーツを着ていなかったこと(笑)大丈夫なのかな?と思ったけど逆にスーツで来たら浮きました。一週間かけて少しずつ慣れていきましたけど。
島崎
たしかに、うちは技術屋ばっかりだからね。スーツで来ると、どうしたの?って言われるし。一般的なサラリーマンのイメージとは、だいぶ違うと思う。基本、私服だもんね。大学とあんまり変わらない。
田中
はい、学生時代と変わんない。それでお給料もらえるとか最高っす(笑) 大学の手当なんて雀の涙みたいなもんでしたし。
島崎
大学時代はみんな遅くまでやってたけど、会社は終わりの時間も決まっているし。あの時の方がよっぽど働いてたというか激務だった気がする。責任は大きくなるけど働いた分対価も出るし、休日が充実してる気がする。
恩田
私がアンケートに書いたのもそれですね。自分の時間が結構あるっていう。逆に時間を持て遊んじゃうくらいですよね。社会人になって、意外と暇だなぁと。学生時代あれだけ働いていたのに。

TALK 3 会社の雰囲気と魅力部長も課長も「さん」づけで呼べるほどの人間関係

澤井
有休も普通に取れますよね。ある時なんか、午前中に別の拠点へ行って戻ってきたら、「あれ、何で戻ってきたの?そのまま直帰すりゃいいのに」って言われたり。
恩田
有休届けなんて提出したらすぐにハンコをポーンですもんね。有休取得を上の人が推奨しているのも意外でした。
澤井
インターンで行った別の会社で、社会に入ったら誰も助けてくれないよってアドバイスされたけど、全然そんなことないしね。担当の仕事はあるけど、必ず先輩・リーダー、課長がいて。必ず誰かがフォローしてくれるし、まわりの人にも気軽に相談できるし、それでも困っていたらミーティングを開いて、みんなで助けてくれる。
 

 

田中
ゆるいっていうか、ベンチャーっぽいフラットな雰囲気があるけど、成果を出せばその過程は任せてくれる。でもフォローはちゃんとしてくれて、個人主義じゃないですよね。
島崎
うん、あんまり管理されてるイメージがない。仕事とか大手組織って、もっとガチガチなのかなと思ったけど。大枠のゴールだけ決めてやり方は問われないし、チームで進めるんだけど各部分は個人に任せてもらえるよね。
恩田
仕事にしても会社全体の雰囲気にしても自由度がありますよね。昼休みとか、ラケット持って遊んでる人もよく見かけるし。
田中
芝生でサッカーしてるし。こんな会社ある!?って初めて見た時は衝撃でした。
島崎
会社なのに昼休みは、あんまり学生生活と変わらない。プライベートの場でも上の人とざっくばらんに交流する機会良くあるよね。結構偉い人も普通に来る。
田中
自分も会社でバンドやるとか思ってなかったっすもん。偉い人もいますし。上の人とは距離が近いですよね。呼び名も、課長とか役職じゃなくて、さんづけだし。

澤井
僕なんか、社会人になったら絶対に接待ゴルフとかあると思ってました。嫌だなぁと。でも全然そんなのなくて、すごく良かった。
島崎
プライベートはあんまり干渉しないよね。プライベートはプライベートで持てるというか。
澤井
誘われたら嬉しいのは嬉しいし。その時の気分で断っても、変な空気にならない。じゃあ次誘うねって言ってくれるし、本当にまた声をかけてもらえるしね。行けるときは迷わず行きます(笑)
島崎
入社した時、こっちは知らないけれど先輩たちはこっちのことを知っているっていうのがすごくあった。
 

恩田
あの人の後輩でしょみたいな。
田中
興味を持って見てくれてるんだなと思いますよね。
澤井
社内掲示板の紹介ページ何回も見ている人いるよね(笑)あの時、こんなんだったんだぁみたいな。

 
恩田
写真とか安易に選べないですよね(笑)

TALK 4 仕事のやりがいを感じる時思ったようにさせてもらえたことが
実を結ぶ瞬間。

恩田
私は初めて褒めてもらった時です。当時は島崎さんが私の先生で「仕事早いね」とか。レイアウトチームに移ってからは自分の提案が採用された時、よっしゃ!ってなります。
島崎
たしかに感心したよ当時。技術レポートの内容も素晴らしくて、自分はこの年では書けなかった内容だったなと。僕が今手掛けているのはプロセスと素子開発なんだけど、開発途中は要求されている仕様を満たせなくてね。なかなかうまくいかない。そこで不良原因と改善方法を探すんだけど、自分なりに色々評価して突き詰めて考えたやり方で思った通りに結果が出た時、キターっ!てなる。だから、次に難しい不良が出てわからない時もいずれ解決するんだろうなと。上の人も何でも改善提案させてくれる。で、わざと失敗する様な手順もやらせてくれる。技術者としての醍醐味というか管理されずに自分で思った通り出来る。

澤井
アナログ設計って人によって回路の組み立て方が違ってて。自分が創ったものは自分の色が出ているオリジナルの回路になるんですよ。それを評価して上手くいったときには、自分のやったことは合ってたんだ!という安心感と、やっとチームと会社に貢献できたかなと感じますね。開発技術の仕事は製品を開発する時に欠かせない技術の開発やサポートです。だから製品課の先輩たちが自分の所に来て、ちょっと教えてと頼られた時には、これまで教えてもらってた立場なので、自分が先輩をサポートできるようになったんだという感慨深さもありますね。
田中
僕はまだまだ未熟なんですが、とりあえずやってみていいよ、みたいな話がチームでもあるんです。既存の製品の回路図を読み込んで動作を理解してみたり。結構、自分的には難易度高いのですが。それでもチャレンジさせてもらえるのがやりがいですね。挑戦して、失敗しても、それ自体の責任を問うわけじゃなく、そこからどういう経験を得たのと優しく聞いてくれる。だから新たな課題が来てもやってやるぜ!と思うけど、大体撃沈します(笑)そういう時は本当に楽しいし、先輩たちも長い目で育てようとしてくれてるんだなと感じるので、その気持ちにもこたえたいです。
澤井
失敗した時、何で失敗をしたんだ、というより今気づけて良かったねという感じだよね。聞き方も、もっとどうしたら良くなると成長する方向に導いてくれるよね。だから落ち込むというより前を向いていこうってなる。
田中
僕はわりとへこむんですけどね(笑)
 

TALK 5 就活中のあなたへ。自分の直感に素直に。
本当にやりたいことを。

島崎
就活中は、自分が仕事した時の想像はしにくいものです。仕事内容とか分野とか大きなところしか決めきれないと思いますけど。会社の雰囲気を感じ取ったり、やりたいことや価値観。仕事の内容だけにとらわれないで会社を選んだ方がいい。自分は仕事内容よりも雰囲気で選びました。大学の専攻内容とかで、変に選択肢を自分の中だけで決めつけるのは勿体ない。思っていたのと違う世界で面白いこともあるし。可能性を絞らないでほしいです。会社入ってから学ぶことの方が圧倒的に多いですから。
澤井
自分には能力が無いからという気持ちは捨てた方がいいと思います。僕の部署は電気系の大学で半導体関係を勉強してきた人が多いんです。でも自分は機械系を学んできたので全然わからないことだらけで不安でした。でも実際に入ってみると先輩が教育してくれるので何の問題もありませんでした。過去に学んできたものがあれば、成長は早いかもしれないけれど、なくても3年後、5年後には充分仕事で戦力になる技術者になれる。やる気さえ持ってきてくれれば、充分成長できます。だからあれこれ考えすぎるよりも、興味をもったものに素直に入った方がいいと思います。会社名やブランド、業績じゃなくて。
恩田
澤井さんの言う通りだと思います。教育ならイチからしてもらえますし、それも中学・高校の時くらいに丁寧に。大学で、何を専攻していたからとかはあまり関係ありません。とにかく説明会だのなんだの行きまくれば、何かしら印象に残る会社が見つかります。HPとか見ても文字だらけだし、それよりも実際に、会ってみることでわかるイメージもある。可能性を自分で狭めないでください。
田中
自分に素直になってほしいと思います。社会人だからと言ってしっかりしなきゃとか、上司の言うことには絶対従わなきゃいけないのかなぁとか、不安になったりすると思うんですけど。素直に本当に大事にしたいことって何なんだろうなって考えて、選んでほしいと思います。そんな気持ちでエイブリックを選んでもらえたのなら、そういう人と一緒に働きたいですね。