~ 世界初の検知方式「ZCL™検知方式」を採用したホールICが半導体業界で高く評価 ~
6月25日、産業タイムズ社主催の「第26回 半導体・オブ・ザ・イヤー」において、エイブリックは半導体デバイス部門で優秀賞を受賞しました。
今回で第26回目を迎える「半導体・オブ・ザ・イヤー2020」は、半導体デバイス部門、半導体装置部門、半導体電子材料部門の3部門で選定が行われます。2019年4月~2020年3月の間に新製品(バージョンアップ等を含む)として発表された製品・技術・および同紙で紹介された新製品の中から同紙記者の推薦、自由応募を含めた候補作品・技術を選出し、厳正なる記者投票を行い決定されます。選定にあたっては、開発の斬新性、量産体制の構築、社会に与えたインパクト、将来性などが基準とされています(産業タイムズ社ホームページより抜粋)。
エイブリックは、2018年にZCL(Zero Crossing Latch)という、世界初(※1)の検知方式を開発し、この方式を採用したZCL™ホールIC(※2)を発表。その後、このZCL™検知方式を活用し、2019年に一般民生機器用に製品化されたのが「S-576Z」(※3)、車載用に製品化されたのが「S-57TZ」(※4)です。これらの製品が審査委員の記者たちの高い評価を集め、「優秀賞」受賞となりました。
尚、エイブリックは、第24回でも優秀賞を受賞しており、今回で2度目の受賞となります。
(※1) 2020年6月現在、当社調べ
(※2)「ZCL™ホールIC」について:
従来はS極からN極、N極からS極の切り替わり点である0mT(ゼロミリテスラ)通過点においては、信号を出力出来なかったのが、0mT通過点を検知して信号を出力する世界初の検知方式がZCL™検知方式。この検知方式を採用したホールIC「ZCL™ホールIC」を使用することで、生産現場での調整工程の負担を大幅に軽減したり、モータの性能が格段に安定する、といった様々なメリットがある。
詳細はこちらをご覧ください → https://hub.ablic.com/ja/products/zcl
(※3)「S-576Z」について:
ZCLホールICの一般民生機器向け製品。
詳細はこちらをご覧ください → https://hub.ablic.com/ja/products/s-576z
(※3)「S-57TZ」について:ZCLホールICの車載用製品。
詳細はこちらをご覧ください → https://hub.ablic.com/ja/products/s-57tz
以上