エイブリックのHDL6M06531Bは、 超音波画像診断装置向け、単一5V電源のみで動作可能な低チャージ・インジェクション32チャネル高電圧アナログスイッチICです。
HDL6M06531Bは、シリアルデジタルインターフェース(SDI)によって制御される(SPDT)アナログスイッチで構成されています。
HDL6M06531Bは、高電圧電源を必要とせず、 PCB設計を容易にするための独自のピン配列を備えています。
機能
- アクティブクランプ付き32チャネル高電圧SPDTアナログスイッチ(2:1 MUX / DEMUX)
特長
- 0V〜±100Vのアナログ信号電圧範囲(10kHz〜20MHzの周波数範囲)
- 1チャネルあたり2Aのピークアナログ信号電流
- オン抵抗8Ωのメインスイッチ
- プローブ側の40kΩブリーダ抵抗
- 32ビットシフトレジスタ
- 低ON / OFF容量
- 10pCの低チャージインジェクション
- -52dBオフアイソレーション
- -60dBスイッチクロストーク
- プローブ側の35Ωアクティブクランプスイッチとメインスイッチで交互にON / OFF
- 35Ωのアクティブクランプスイッチをイネーブル/ディセーブル選択可
- 1.8V〜5V CMOSロジックインターフェース
- 5V単一電源動作(高電圧電源不要)
- 低消費電力(静的5mW)
- 過熱検出フラグ機能を搭載
- PCB設計を容易にするための独自のピン構成
- 64ピン 9×9mm QFNパッケージ(RoHS準拠)
ブロック図