エイブリックのHDL6V5541 は、医療用超音波画像診断装置向けのアクティブ・グラウンド・ダンピング機能を備えた4チャネル、5レベル、高電圧、高速パルサーです。 HDL6V5541は、ロジックインタフェース、レベル変換器、ダイレクトカップリングトポロジーを採用したMOSFETゲートドライブバッファ、高電圧・大電流のMOSFET、アクティブT/Rスイッチで構成されています。 HDL6V5541は、ユーザーが選択可能なクロック/トランスペアレントモード制御の3-to-6デコーダを採用しています。
機能
- アクティブ・グランド・ダンピングおよびアクティブT/Rスイッチ付き 4チャネル 5レベルパルサー 3ビット/チャネル入力
特長
- 0〜±100V 出力電圧
- ±2.0A ソース/シンクピーク電流(出力ブロッキング高電圧(HV)ダイオードなし)
- ±1.4A ソース/シンクピーク電流(出力ブロッキング高電圧(HV)ダイオード付き±0.6Aアクティブクランプ)
- ±1.0A ソース/シンクピーク電流(出力ブロッキング高電圧(HV)ダイオード付きアクティブ・グラウンド・ダンピング)
- 500Ω (±50mA) アクティブ・グラウンド・ダンピング (出力ブロッキング高電圧(HV)ダイオードなし(アナログSWタイプ))
- 正負対称のパルス波形で2次歪みを低減
- クロック/トランスペアレントモードコントロール付き3-to-6デコーダ
- ロジック入力/ダイレクト入力モード制御付き 10ΩアクティブT/Rスイッチ
- 最大動作周波数 20MHz (@±60V出力、負荷220pF)
- 1.8V~5V CMOSロジックインターフェース
- 各出力にノイズカットの低電圧(LV)ダイオードを搭載
- 4モードの出力駆動電流制御による省電力化
- 過熱保護機能を搭載
- ラッチアップフリー、SOI CMOS技術によるチャネル間低クロストークの実現
- 64ピン 9×9mm QFNパッケージ(RoHS準拠)
ブロック図