動作温度 (max.) : 125°C (S-19101xxxA) | 105°C (S-19101xxxH)
S-19101xxxAシリーズは、CMOS技術を使用して開発した、車載向け125°C動作の電圧検出ICです。検出電圧は内部で固定され、精度は±3.0% (−VDET = 2.4 V) です。ヒステリシス幅がないため、解除電圧は検出電圧と同じ値に設定されています。 消費電流は270 nA typ.で動作します。 また、コンデンサを外付けすることで解除信号を遅延させることができ、Ta = +25°Cで遅延時間の精度は±15%です。動作温度範囲はTa = −40°C ~ +125°Cです。出力形態はNchオープンドレイン出力とCMOS出力が揃っています。 従来のCMOSボルテージディテクタに比べ、超低消費電流であり、小型パッケージにも対応しています。
特長
- 検出電圧
- 1.2 V 〜 4.6 V (0.1 Vステップ)
- 検出電圧精度
- ±3.0% (2.4 V≤-VDET≤4.6 V, Ta = -40℃ 〜 +125℃)
- ±(2.5% + 12 mV) (1.2 V≤-VDET<2.4 V, Ta = -40℃ 〜 +125℃)
- 消費電流
- 270 nA typ. (1.2 V≤-VDET<2.3 V)
- 動作電圧範囲
- 0.6 V 〜 10.0 V (CMOS出力品)
- 遅延時間精度
- ±15% (CD = 4.7 nF, Ta = +25℃)
- 出力形態
- Nchオープンドレイン出力 (アクティブ "L")
- CMOS出力 (アクティブ "L")
- 動作温度範囲
- Ta = -40℃ 〜 +125℃
- AEC-Q100対応
用途
- エンジン、トランスミッション、 サスペンション、 ABSに代表される重要保安部品、 EV/HEV/PHEV関連機器など
- メータ、ボディ、ヘッドランプ 、ITSなど
- アクセサリ、カーナビゲーション、カーオーディオなど