労働安全衛生と健康管理

当社グループは、すべての社員が「安全で、安心して働ける」、すべての社員が「心身ともに健康である」ことが企業を支える根幹をなすものと考えています。
「ABLICグループ労働安全衛生方針」のもと、すべての従業員の安全と健康を第一に考え、働きがいのある労働環境を実現するため、当社グループすべての拠点において、工場災害及び労働災害の未然防止や、高いレベルの安全を追求し、快適な職場環境づくりに継続的に取り組んでいます。

ABLICグループ労働安全衛生方針

当社は、半導体を通じて社会に価値を創造し、持続可能な発展を目指す上で、当社管理下で働く人々を最も重要なステークホルダーと捉え、経営における最重要事項は、「当社の管理下で働く人々の労働に関する負傷及び疾病の防止」とし、「安全で健康的な労働環境の構築」に取り組み、当社の管理下で働く人々が誇りを持てる企業グループを実現します。

当社は、方針の実現に向け、以下の事項に取り組みます。

  1. リスクアセスメントに取り組み、危険源を特定し、それを除去し、リスクの低減と災害防止を図ります。
  2. 安全衛生管理体制の強化に取り組みます。
  3. 当社の管理下で働く人々の健康維持増進に取り組み、快適職場を実現します。
  4. 当社の管理下で働く人との協議の場を設け、「ワン・チーム」として、安全衛生管理活動に取り組みます。
  5. 当社に適用する法令・その他の要求事項・顧客要求事項の順守に取り組みます。
  6. PDCAサイクルを活用し、安全で健康的な労働環境の継続的改善に取り組みます。
  7. 当社の管理下で働く人々が「安全第一」を共有する職場風土を形成するため、継続的な教育を実施します。

2019年10月1日

労働安全衛生管理体制

労働災害発生件数(単体)

発生件数(休業1日以上)

2016年度:1件
2017年度:0件
2018年度:1件
2019年度:0件
2020年度:0件
2021年度:2件
2022年度:2件
2023年度:0件

労働安全衛生の強化にむけた取り組み

当社はすべての従業員の安全と健康を事業運営上のトッププライオリティーに設定しています。「安全で健康的な労働環境」の構築や「労災ゼロの実現」を目的に労働安全衛生マネジメントシステムを導入し、PDCAサイクルを活用した継続的な活動に取り組んでいます。
実際の活動は、リスクアセスメントに重点をおき、安全並びに衛生の側面から拠点・部門毎に設備、化学物質、作業方法の変更時に都度リスクアセスメント(化学物質含む)を実施し、顕在化した、あるいは潜在的な災害要因に対し、ボトムアップによる予防的改善活動を展開しています。また、各拠点の安全衛生委員会では、定期的な安全衛生点検パトロールやヒヤリハット活動を行っています。これらの活動により洗い出された問題点は、各安全衛生委員会で対応策が策定され実施されます。その進捗状況は、CSR委員会によってモニタリングされています。
さらに意識改革の一環として、全従業員に対するCSR教育の実施や安全衛生活動の見える化活動としてのぼりやポスターの掲示、ワッペン・腕章の着用等を行っています。

社員の心身の健康を支援

健康は個人の財産であり、社員の健康は会社の財産です。当社では社員が心身ともに健康であることを目指し、ストレスチェックを実施し、その結果をベースに、管理職だけでなく、ラインにおけるリーダークラス以上を対象とした「ラインケアセミナー」を実施するとともに、全従業員向けに様々なコミュニケーション方法の習得を目的としたメンタルヘルスセミナーを実施してメンタル面での改善活動に取り組んでいます。
また、健康づくりにおいては、予防的観点から健康相談室を設置し、心身両面からのサポート体制を整えるとともに、定期健康診断で有所見者となった社員の二次検診受診率の向上に向けた取り組みや、環境活動とタイアップしたウォーキングイベントを開催するなど社員一人一人の「良い栄養、良い運動、良い休息」の習慣づけに取り組んでいます。

CSRの取り組み